Item
手塩皿4.0洗朱会津絵
<素地>天然木 <表面塗装>漆塗装(手塗)
<サイズ>120×120×42
<パッケージ> 貼り箱入り
<使用上のご注意>
◎食器用洗剤を使い柔らかい布又は直接素手で普通に洗って下さい。
◎洗った後は、早めに柔らかい布で水滴を拭き取ります。水滴は水跡の原因になります。
◎食器洗い機及び乾燥機、電子レンジのご使用は避けて下さい。
◎変色の原因になりますので直射日光に長期期間当らないように保管下さい。
この手塩皿は直径12cmで木製で軽くてのひらサイズの愛らしい器ですが、実は会津の郷土料理「こづゆ」の器で、会津では「こづゆ椀」と言われています。お皿としての機能だけでなくお椀のように汁物にも対応できる優れものの器です。
この手塩皿には、会津独特の伝統的な絵柄「会津絵」が描かれています。金箔、消金蒔絵、漆絵等の技法を駆使し、糸巻を中心に矢や松竹梅等縁起物の絵柄が会津の蒔絵師により緻密に描かれております。
※「こづゆ」は貝柱のお出汁と具だくさんが特徴で、会津では冠婚葬祭の席に良く出されます。
会津絵に宇宙を見る
会津絵を見ていると絵の中に吸い込まれていく。
絵の中に無限の空間を感じるからだ。
会津絵は宇宙を表現しているのだろうか。
会津絵は会津独特の吉祥紋様
会津絵は江戸時代後期までにその様式が形作られていった漆絵会津漆器の製品群で、現在でも生産され会津地方で親しまれている。
会津絵の特徴は、松竹梅、菊、糸巻き、破魔矢など、おめでたい絵柄や願いが込められた絵柄が、独特のデザインで描かれていて素朴な中にも華やさを持っていることである。
クリエイティブと忍耐力
会津漆器職人の先人達は何てクリエイティブで忍耐強かったのだろう。
日本の吉祥紋様を独創的に散りばめて配置したデザインは他にはない会津塗オリジナルの発想である。
会津絵を描くには、根気が必要だ。会津絵は蒔絵師の筆力、構成力そして忍耐力が試される。
蒔絵師にとっては手ごわい意匠である。
会津絵の歴史とオリジナリティー
17世紀頃、南部椀や正法寺椀の箔絵のデザインを取り入れて会津では薄椀や薄盆という漆器が作られていた。その後、薄椀や薄盆のデザインは会津で独自の進化を続けて江戸時代後期には、現在、会津絵と言われているデザインが確立され、明治時代まで会津絵のデザインを取り入れた漆器は盛んに作られていた。
もともと南部椀等東北北部のデザインであったものが、会津で独自に変化しながら確立された現在に残る会津絵のデザインは、世界に誇る極めて独創的で大胆なデザインである。また他の漆器産地には見ることができない会津塗オリジナルデザインと言ってよい。
江戸時代の東北地方の会津という地で、会津絵のような独創的なデザインが誕生していたということは、現代の会津人にとって誠に誇れることである。
<サイズ>120×120×42
<パッケージ> 貼り箱入り
<使用上のご注意>
◎食器用洗剤を使い柔らかい布又は直接素手で普通に洗って下さい。
◎洗った後は、早めに柔らかい布で水滴を拭き取ります。水滴は水跡の原因になります。
◎食器洗い機及び乾燥機、電子レンジのご使用は避けて下さい。
◎変色の原因になりますので直射日光に長期期間当らないように保管下さい。
この手塩皿は直径12cmで木製で軽くてのひらサイズの愛らしい器ですが、実は会津の郷土料理「こづゆ」の器で、会津では「こづゆ椀」と言われています。お皿としての機能だけでなくお椀のように汁物にも対応できる優れものの器です。
この手塩皿には、会津独特の伝統的な絵柄「会津絵」が描かれています。金箔、消金蒔絵、漆絵等の技法を駆使し、糸巻を中心に矢や松竹梅等縁起物の絵柄が会津の蒔絵師により緻密に描かれております。
※「こづゆ」は貝柱のお出汁と具だくさんが特徴で、会津では冠婚葬祭の席に良く出されます。
会津絵に宇宙を見る
会津絵を見ていると絵の中に吸い込まれていく。
絵の中に無限の空間を感じるからだ。
会津絵は宇宙を表現しているのだろうか。
会津絵は会津独特の吉祥紋様
会津絵は江戸時代後期までにその様式が形作られていった漆絵会津漆器の製品群で、現在でも生産され会津地方で親しまれている。
会津絵の特徴は、松竹梅、菊、糸巻き、破魔矢など、おめでたい絵柄や願いが込められた絵柄が、独特のデザインで描かれていて素朴な中にも華やさを持っていることである。
クリエイティブと忍耐力
会津漆器職人の先人達は何てクリエイティブで忍耐強かったのだろう。
日本の吉祥紋様を独創的に散りばめて配置したデザインは他にはない会津塗オリジナルの発想である。
会津絵を描くには、根気が必要だ。会津絵は蒔絵師の筆力、構成力そして忍耐力が試される。
蒔絵師にとっては手ごわい意匠である。
会津絵の歴史とオリジナリティー
17世紀頃、南部椀や正法寺椀の箔絵のデザインを取り入れて会津では薄椀や薄盆という漆器が作られていた。その後、薄椀や薄盆のデザインは会津で独自の進化を続けて江戸時代後期には、現在、会津絵と言われているデザインが確立され、明治時代まで会津絵のデザインを取り入れた漆器は盛んに作られていた。
もともと南部椀等東北北部のデザインであったものが、会津で独自に変化しながら確立された現在に残る会津絵のデザインは、世界に誇る極めて独創的で大胆なデザインである。また他の漆器産地には見ることができない会津塗オリジナルデザインと言ってよい。
江戸時代の東北地方の会津という地で、会津絵のような独創的なデザインが誕生していたということは、現代の会津人にとって誠に誇れることである。