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丸盆7.0寸銀河幻想(研ぎ出し蒔絵)
<素地の種類>天然木
<表面塗装の種類>漆
<サイズ>215×215×22
私が天の川銀河に興味を持ったきっかけは、宮沢賢治の作品「銀河鉄道の夜」です。その物語で、地上からみる天の川が天の川銀河を輪切りにした断面であることを知りました。全くもって恥ずかしい話ですが、天の川銀河や銀河そのものについて基本的なことは何も知らなかったのです。今では、にわか仕込で詰め込んだ浅い知識ですが、天の川銀河について知ることとなりました。その壮大なスケールと長い時間をかけたダイナミックな動きを頭の中で想像しながらため息をつくばかりです。人類にとって偉大な存在である太陽も天の川銀河の中では1,000億とも2,000億とも言われる星々の一つに過ぎません。そのことを知り、自分が今、宇宙という果ての無い空間に生きていることの不思議さを実感しています。
天の川銀河の全体像はまだ誰も見たことがありませんが、研究者の飽くなき探求の結果、少しずつその姿が浮かび上がっています。この作品では現時点で考えられている天の川銀河の全体像をイメージして、その壮大なスケール感を直径21cmの皿に漆を使い研ぎ出しの技法で表現しています。今私たちが底知れぬ宇宙空間に生きていることの神秘を感じていただければ幸いです。
<表面塗装の種類>漆
<サイズ>215×215×22
私が天の川銀河に興味を持ったきっかけは、宮沢賢治の作品「銀河鉄道の夜」です。その物語で、地上からみる天の川が天の川銀河を輪切りにした断面であることを知りました。全くもって恥ずかしい話ですが、天の川銀河や銀河そのものについて基本的なことは何も知らなかったのです。今では、にわか仕込で詰め込んだ浅い知識ですが、天の川銀河について知ることとなりました。その壮大なスケールと長い時間をかけたダイナミックな動きを頭の中で想像しながらため息をつくばかりです。人類にとって偉大な存在である太陽も天の川銀河の中では1,000億とも2,000億とも言われる星々の一つに過ぎません。そのことを知り、自分が今、宇宙という果ての無い空間に生きていることの不思議さを実感しています。
天の川銀河の全体像はまだ誰も見たことがありませんが、研究者の飽くなき探求の結果、少しずつその姿が浮かび上がっています。この作品では現時点で考えられている天の川銀河の全体像をイメージして、その壮大なスケール感を直径21cmの皿に漆を使い研ぎ出しの技法で表現しています。今私たちが底知れぬ宇宙空間に生きていることの神秘を感じていただければ幸いです。