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2021/03/18 16:09





今や超人気者になった赤べこ。

会津の郷土玩具の一つである「赤べこ」づくりは、蒲生氏郷の時代に始まったと言われています。そのモデルとなったのが柳津町の円蔵寺と赤い毛の牛。

円蔵寺の福満虚空蔵尊堂(本堂)を再建中、大材運びが難航していると、どこからともなく赤い毛の牛の群れが現れて、黒い毛の牛を助け、虚空蔵尊堂(本堂)を無事完成する事が出来たとのこと。このことから逞しく力強い赤べこ(赤い牛)を縁起の良いものとして捉えるようになったそうです。

また、本堂が再建された後に天然痘が流行り、「赤べこ」を持っていた子供たちは、感染しなかったという言い伝えがあります。「赤べこ」に描かれている斑点は、子供がかかる疱瘡などを表現したもので、「赤べこ」が身代わりになったのです。それ以来赤べこは、縁起物、無病息災・疫病退散の意味を持つ郷土玩具として知られるようになったといいます。

ポンと頭をたたくとゆらゆらと揺れる可愛いらしい表情をする「赤べこ」。大丈夫、大丈夫、さすけね(会津弁:大丈夫、問題ない)というメッセージを送ってくれているように思いませんか?

そんな「赤べこ」に一日も早く普段の生活に戻れるよう願わずにはいられません。 みなさんも赤べこを身近に置いて、可愛がってみてください。

※「赤べこ」の由来には諸説ございます。

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